2014/03/03
ジョジョの奇妙な冒険「空条承太郎」のペーパークラフトが完成しました。
(ブログに直接アクセスされた人はhttps://paperman2.comから展開図をダウンロードしてください)
以下は解説と組立方法の説明です。
いままではピンセットを使わずとも組み立てられるペーパークラフトを目指してやってきましたが、今回はピンセットとボンド(できれば木工用ボンド)必須です。のりではなくてボンド!中身が白いボンドが糸引かなくていいですね。
爪楊枝か裁縫の針もあると便利です。のりしろにボンドを塗るとき使います。
全て百均で手に入りますので、ぜひ。
普通のコピー用紙だと、組み立てやすいかもしれませんが、質感があまりよくありません。強度も弱いです。ある程度厚みがあるマット紙をおすすめします。手にもったとき、遠くから眺めたときに普通のコピー紙とは全然違います。しかし分厚すぎると組み立てにくくなりますのでほどほどに。
うっすらと山折り線・谷折り線をいれています。のりしろ部分はきつく折ってください。それ以外は、必ずしもきつく折る必要はありません。基本的には折ればシャープな印象に、曲げるように組み立てると実物の人物やフィギュアっぽい印象になります。
上の写真の場合は、基本は曲げて組み立ており、顔は曲げて組んでみると狙った表情とややずれが生じたので折ると曲げるの中間ぐらいで、ズボンはセンタープレスを表現したかったので足の正面縦中央ラインのみきつめに折っています。襟や長ランのマントっぽい部分は最後に折り線以外の部分もくにゃくにゃ曲げて布らしさを出しています。
この様に、ご自分で好きなように考えて組み立ててください。それもペーパークラフトの楽しみ方のひとつだと思います。
プリンタの種類・設定と用紙によっては、切り取り線や折り線が見にくく印刷されてしまう場合もあると思います。その場合、パソコンでこのサイトの展開図を確認するか、ダウンロードした展開図画像確認しつつ切り取り組み立ててください。
承太郎ペーパークラフトは、このウェブサイトにあるペーパークラフトの中では組み立て最高難度です。なかでも顔と、「脚と胴体の接合」が難しいと思います。
顔は大事ですし、恐らく一番最初に組み立てる人が多いと思いますので、気に入った顔が出来上がるまで何度も作り直すことをおすすめします。満足いかないまま組み立てて、出来上がってからお気に召さなくなっても手遅れなので。
今まで僕が設計したなかで、一番実際の人間に近いモデルだと思います。
難しいには違いありませんが、見た目の割には、組み立て難度と組み立ての手間を抑えられたと自負しています。
反省点も沢山ありまして、一番は模様の入れ方を、もうすこし手書き風に、少しでも荒木比呂彦さん風に近づけたかったところです。リアル寄りにしようか手書き風にしようか常に悩んでいた状態で、結局どっちつかずになってしまいました。
組立て方が判らなかったり、間違いがあればご報告下さい。
それでもし間違ってなくても構いません。間違えてるんじゃないかな?って感じたらお気軽にご報告ください。組み立てにくかった箇所が判りますので、それだけでも今後の参考になるのです。